Teachingから、Learning へ

教えられるから、学ぶへの一大転換

こんにちは
toiee 亀田です。

なぜ、文科省や多くの場所で、アクティブラーニングという言葉が、もてはやされているのでしょうか?

つまり、「教える、教わる(Teaching)」ではなく「学ぶ(Learning)」、しかも「自主的(Active)に」を実現したいと考えるのは、なぜでしょうか?

今日は、そのことについて考えてみよう。

生涯学習の意味が変わった

現代社会は、私たちに「継続学習」を求めてきます。ひと昔前なら、「生涯学習」といえば、

などでしたが、今や「余暇に趣味で何か勉強する」だけでなく、「仕事に必要な知識を日々、アップデート」し続けなければなりません。

そんな忙しく、さらには学習し続ける社会において

「やってみたけど、歯が立たなかった。
 自分には無理・・・」

という無力感は、私たちの自信を奪ってしまいます。

私のいとこは、その無力感からキャリアを諦めました。でも、大学の授業でプログラミングの授業を手がけた経験から、「卓越するには、長い修練が必要だけど、学べないものではない」と確信を持って言えます。

私からすれば、

「最初の入り口を間違えただけ」

です。

苦手意識があるものに関して、私たちはなぜか

逆に、うまく学べてしまったものは、

と進みます。ちょっとした「学び方」の違いで、できるもの、できないものに分かれていきます。

学習理論から言えば、「学習の4段階をスムーズに進む」ように、学ぶステップを設計する必要があります。

学習の4プロセス

Teachingから、Learningへ

学び方を学ばせること

いわゆる「Teaching から、Learningへ」ということで、「学び方を学ぶように設計」する必要があります。

例えば、プログラミングであれば、Teachingとは

などです。これは「正しい方法」があって、「正しい答えがある」という前提で、反復訓練によって、何かを飲み込ませる方法です。

写真であれば

ということを教え、覚えて使わせることです。

プログラミングができる人や、一眼レフカメラを使いこなせる人たちは、こんな覚え方はしていません。

ラーニング(学ぶ)とは何か?

toiee が体系化しつつあるもの

私も、ミラーレスカメラ(一眼レフのような高機能カメラ)を持っています。絞り、シャッタースピード、iso感度、露出などを変更することができます。

恥ずかしい話、全然使いこなし方がわかりません(でした)。

本を読んでも、意味がわかりません。「こうやったら、こうなる」はわかるけど、実際に自分が写真を撮ろうとした時、「何をどうしていいか?」わかりません。

そして、悩んでいる間に、シャッターチャンスが消えそうになるので「パシャ」っと写真を撮ります。

すると、「がっかりな、普通の写真」が量産されていきます。

ティーチングの場合(正解を教えられ再生する)

私の頭の中で起こっていたことは、こんな感じです。

  1. うわ、写真撮りたい
  2. どうしたらいいんだ?
  3. 過去事例の検索
  4. 混乱・・・
  5. エイ、パシャ
  6. がっかり

です。

こんな状態で、何度写真を撮っても「上達することはない」のです。これは「ティーチング的アプローチ」の成れの果てです。

ラーニングの場合(学習=F.I.L.M)

では、ラーニングならどうなるか?

実は toiee lab で「写真の学び方」を身につけたので、状況が一変しました。今では、こんな感じで写真を撮っています。

  1. テーマあるいは、伝えたいことを決める
  2. それを実現できそうな構図、寄り引き、高さ・角度を色々探求
  3. 露出、シャッター速度、その他を調整
  4. パシャ
  5. 出来栄えを確認して、(2) に戻って、もう一度、パシャ

写真をとればとるほど、上達していきます。わからないことは、まだまだありますが、常に向上し続ける自分がいます。

そして、たくさん撮った後、プロの人が書いた書籍を読んだ時、「なるほどー」と納得している自分がいました。

Teaching と Learning の違いについて

toiee Labの教材は、Learning が起こるように設計しています

このような考えから、toiee Labの教材は「ラーニングが引き起こる」ように、

を行い、適切な順番で「探求」したり、ちょっとした実験を通して「実体験を伴った言語化」を通じて、「学び方を学ぶ」ように設計しています。

そして、「写真を撮れば、とるほど学習する」ように、プログラミングをすればするほど、プログラムを学習するように設計します。

ここが普通の教材とは、一線を画すところだと思います。

実は、toiee Labの教材を「学ぶ内容は、すごく少ない」のですが、その代わり、「少しから多くを引き出す体験」を通して、学習力が上がっていきます。

「学んだ少しのこと」から多くを学べるようになります。

すると、プロの本を読んだりした時に、「応用が利く」ようになります。

勝手にスキルがアップする

ラーニングが引き起こす、相乗効果

詳しくは「toiee labの独自の学習理論」でお伝えしますが、ラーニング(学ぶ)を実現した場合、以下のようなことが起こります。

例えば、 Kyohei Nishi は、機械オンチです。iPhone、Mac もほとんど使いこなせていませんでした。

そんな彼が、学習ファシリテーターとして、何度も、何度も「動画講座」の学習ファシリテーションを行いました。

実は「学ぶプロセスを提供する人が、最も学べる」という原則があります。彼は、何度もお客さんの学習プロセスを作ったり、時には参加したりしているうちに

のです。そして、ある日、彼の友人の結婚式のために「サプライズ・ビデオ」を作ることにチャレンジしました。

その出来栄えを見たとき、toiee labメンバーは、目を疑いました。

「本当に、西くんが作ったの?」

学び方を学ぶと、使いながら、その場で使い方を発見して、さらに、今までの見聞きした知識を総動員して、課題にチャレンジします。

そして、何度も「チャレンジ = 学習」が引き起こって、あっという間にすごいビデオが作れるようになったりします。

Learning で作られた教材を試してください

世の中のオンラインコース、講座、書籍のほとんどは、以下の2つです。

  1. 「教える」アプローチか、
  2. 「素材」

教えるアプローチでは、「その瞬間だけできるように」なって、家に帰ったら何もできません。応用が利きません。そんな経験ってありますよね?講座中は、ひたすら操作を教えられて、何かはできたけど、家に帰ったら、忘れて、二度とできない・・・など

一方で、素材の場合は、「学ぶ力がなければ、ただの置物」です。どんなに良い素材も調理する力がなければ、味わうことはできません。しかし、「学ぶ力」さえあれば、素材は無数に手に入ります。手に取る製品、サービスから、いろんなことを学べます。

もし、あなたが「学びたいのに、学べなかったもの」があれば、toiee lab の研究成果を覗いてみてください。きっと、新しい扉が開くと思います。

これからの toiee Lab (トイラボ) の活動にご期待ください。



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