2.7 URLとディレクトリ
「WordPressのイントール」の中では、サーバーの管理画面から直接WordPressをインストールする方法を紹介しました。
この方法は、サーバーが自動でやってくれるので、手軽な方法の反面、「実際に何が起きているか」を理解するのが難しいという点もあります。
この動画では、URLとディレクトリの関係について説明しています。
URLとディレクトリの関係を理解していなければ、
どこにWordPressを設置したのかわからなくなって、
どのURLでWordPressにアクセスすればいいのかわからなくなります。
URLとディレクトリの関係を理解し、
URLとディレクトリが対応していることをしっかり確認するようにしましょう。
是非「自動インストール」ではなく「FTPソフトを使って、手動でアップ」してみてください
URLとディレクトリの関係
ディレクトリいうと難しく感じると思いますが、
ここでは理解しやすいために「フォルダ」と言ってしまっても差し支えありません。
URLを見た時に、http://wpa.toiee.jp/のようになっているのをよく見かけるとおもいます。
これは、「http://wpa.toiee.jp/にある情報をください」と言っています。
どこのフォルダにあるファイルを表示するかというルールを書いています。
これがXserverの場合、public_htmlの下にファイルを置くというルールがあります。
(これはサーバーによって異なります)
URLを指定してアクセスすることで、ディレクトリ (フォルダ)を指定していることになります。
どういうことか、実験を通して、もう少し見ていきましょう。
実験1:フォルダの中にあるhtmlファイルの名前を変えてアクセスするとどうなるか?
これから2つの実験を通して、URLとディレクトリの関係を一緒に理解していきましょう。
まず、FTPソフトを開いて、サーバーにアクセスしましょう。
できればSFTPでアクセスすると、安全ですので、SFTP推奨です。
HTMLファイルの名前を変えてみると…
すると…
このような画面が出ます。理由は、ファイル名が変わっていて、
変更前のURLでは、フォルダを参照できなかったからです。
ファイル名を変えた後に、同じところにアクセスしても、表示されません。
実験2:フォルダを作って、その中にHTMLファイルを入れたらどうなるか?
今度は、新規フォルダを作ってその中にHTMLファイルを入れてみましょう。
今回はabcという名前のフォルダを作ってその中にHTMLファイルを作りました。
先ほどと同じように、wpa-dev.com/index2.htmlと入力するとどうなるでしょうか?
そうすると、アクセスできないことがわかります。
そこで、以下のように入力して、アクセスします。
結果、アクセスができました。
ここで大切なことは、「フォルダとURLが対応していることをしっかり確認すること」です。
ちゃんと確認しなければ、混乱してしまいます。
WordPressを入れる場所をしっかり確認する
WordPressを入れる時も、URLとディレクトリの関係を見ることが大切です。
仮にメンバー用のサイトを作る時のことを考えてみましょう。
今回はわかりやすくするために、memberというフォルダを作ります。
そして、この中にWordPressを入れます。
その場合、どんなURLになるでしょうか?
以下のURLになります。
自分で、実験して納得することが大切なので、この動画を見て、
実際にファイルの名前を変えてアクセスしてみたり、
フォルダを作って、その中にhtmlファイルを作ってアクセスしてみましょう。